メインコンテンツへスキップ
EC最安値.com

比較記事 / WiFiルーター

Wi-Fiルーターの更新は何年続く? NEC Aterm・バッファロー・エレコムなど5社のサポート期間と、型落ち・型番末尾の見分け方

EC最安値.com 編集部比較・掲載方針

この記事はプロモーションを含みます広告について

ECサイトで「WSR-3000AX4P」と検索すると、末尾が -BK、/DBK、/NBK の商品が並び、値段も少しずつ違います。どれも同じ黒いバッファローのルーターに見えますが、バッファローの商品サポート状況一覧では3つが別々の行に載っていて、ファームウェア更新が終わる月もそれぞれ違います。

ルーターは家のネットワークの出入口です。バッファローは、サポートが終わった商品については脆弱性が見つかっても修正ソフトウェアを出さないと明記しています。ルーターを選ぶときは、速度と同じくらい「あと何年更新してもらえるか」が大事です。この記事では、5社が公式に示しているサポート期間を並べたうえで、型落ちを買う前に残り年数を数える方法と、型番の末尾の違いを説明します。

先に目安を書いておくと、1Gbps の光回線で戸建てやファミリー向けのマンションに置くなら、製造が続いていてサポート終了がまだ決まっていないバッファロー WSR3600BE4P か NEC Aterm 3000D4AX が無難です。10Gbps の回線なら NEC Aterm 7200D8BE、とにかく安く済ませたい一人暮らしならエレコム WRC-X1500GS2-B が候補になります。型落ちを選ぶなら、下の表でサポートの残り年数を確かめてからにしてください。

更新が止まる時期は、メーカーごとに起点と年数が違う

各社のサポートページに書かれている内容をそろえました。「起点」は、何年かを数え始める日です。

メーカーファームウェア更新の期間 (公式の表記)起点製品保証終了時期の調べ方
バッファロー製造終了日から5年間、または最長保守年数のいずれか長い期間。修理は製造終了から原則3年製造終了1年「商品サポート状況一覧」PDF に製造終了年月とサポート終了年月
NEC Aterm販売終了から約3年 (2025年12月1日に約5年から変更)販売終了—「Atermのサポート期間について」の一覧。終了の約1年前に年月を追記
エレコムサポートと修理は生産終了後最長5年生産終了1年「ネットワーク製品・NAS製品のサポート期間について」に型番ごとの終了月
アイ・オー・データ生産終了から5年以上たった旧モデルは、サポート・修理・ファームウェア提供を終了したと公表生産終了 (販売終了)3年 (無料のユーザー登録が必要。登録しない場合は1年)製品ページに生産終了日。「修理・サポート終了品検索」
TP-Link期間の定めは公表なし。生産終了後もファームウェア更新が直ちに止まるわけではない、と説明—3年 (Archer・Deco シリーズ)—

製品保証は、バッファローが WSR3600BE4P など、エレコムが WRC-X1500GS2-B の仕様欄に書かれている期間です。NEC は確認できた公式ページに保証期間の記載がなかったため「—」にしています。

いちばん大きな変化は NEC です。2025年7月1日に告知し、12月1日から Aterm 製品のサポート期間を「販売終了から約5年」から「販売終了から約3年」に縮めました。セキュリティ上の新たな脅威が増えていることを踏まえ、無線技術の進化に合った製品に力を入れるため、と説明しています。さらに NEC は販売終了日を公開していません。手がかりは、サポート期間の一覧にある「サポートが終了する約1年前に終了年月を追記する」という説明です。一覧で「サポート期間中」とだけ書かれていて年月がない機種は、少なくともあと1年ほどは続くと読めます。ただし NEC は、状況によって終了日を早めることがあるとも注記しています。

バッファローとエレコムは、型番ごとの終了月を一覧で公開しています。買う前に日付で確かめられるのはこの2社です。アイ・オー・データは製品ページに「2025/4/1生産終了」のように生産終了日を載せています。TP-Link は保証が3年と長い一方で、更新を何年続けるかは約束していません。

型落ちを買う前に、残りの年数を数えておく

型落ちのルーターは値下がりしやすく、つい手が伸びます。ただ、残りの更新期間はメーカーと機種によってかなり違います。各社の一覧で確認できた例を並べます。

機種発売製造・販売の状況更新・サポートの終了
バッファロー WSR-3200AX4S-BK2020年11月2024年5月に製造終了2029年5月
バッファロー WSR-3000AX4P-BK2023年11月2025年7月に製造終了2030年7月
エレコム WRC-X1500GS-B—販売終了2029年10月
NEC Aterm WX5400HP——2027年4月
TP-Link Archer AX73—生産終了公表なし

バッファローは製造終了から5年、エレコムは生産終了後最長5年という数え方なので、店頭に残っている時期に買えば3〜4年は更新が続く計算になります。NEC は数え方が3年に変わったため、型落ちの残りはもっと短くなります。WX5400HP は2027年4月で終わります。Aterm を5年近く使うつもりなら、一覧で終了年月が書かれていない現行機種から選ぶほうが安心です。

TP-Link の Archer AX73 は、以前この記事で取り上げていた機種ですが、TP-Link の製品ページで「生産終了」の表示になっています。

「-BK」「/DBK」「/NBK」、末尾の違いで変わるもの

バッファローの製品ページで WSR-3000AX4P を開くと、型番表には WSR-3000AX4P-BK と WSR-3000AX4P-WH の2つしか載っていません。/DBK や /NBK の型番も、それらだけの仕様表もありません。Amazon では WSR-3200AX4S/NBK が「Amazon.co.jp限定」「エコパッケージ」と書かれて売られているので、末尾には販路やパッケージの違いが表れているとみられます。

違いがはっきり出るのは、バッファローの商品サポート状況一覧 (2026年6月26日現在の版) です。

型番製造終了サポート終了
WSR-3000AX4P-BK2025年7月2030年7月
WSR-3000AX4P-WH2025年7月2030年7月
WSR-3000AX4P/DBK—サポート継続中
WSR-3000AX4P/DWH2025年11月2030年11月
WSR-3000AX4P/NBK—サポート継続中
WSR-3000AX4P/NWH2025年8月2030年8月

末尾ごとに製造を終える月がずれるので、サポートが終わる月もずれます。WSR-3200AX4S でも、/DBK の製造終了は2024年1月、-BK と /NBK は2024年5月でした。ずれは数か月なので、色が同じならその時点で安い型番を選んで問題ありません。WSR-3000AX4P のように -BK だけ先に製造を終えている場合は、/DBK や /NBK のほうが終了月は後ろになります。現行の WSR3600BE4P にも -BK、/CBK、/DBK、/NBK があり、一覧ではいずれも「サポート継続中」です。

エレコムにも似た型番があります。WRC-X1500GS-B と WRC-X1500GSA-B は、エレコムの仕様欄で推奨接続台数20台、消費電力 9.2W、アンテナ構成が同じで、サポート終了月もどちらも2029年10月です。

「BUFFALO WRC-X1500GS2」で探している人へ

WRC-X1500GS2-B はエレコムの製品です。WRC- で始まる型番はエレコム、WSR- や WXR- で始まる型番はバッファローなので、バッファローの名前で検索すると見つかりにくくなります。

WRC-X1500GS2-B は、5GHz 1201Mbps と 2.4GHz 300Mbps の Wi-Fi 6 エントリーモデルで、前モデル WRC-X1500GS-B の後継・類似モデルとしてエレコムが案内しています。無線の規格値は同じですが、中身は少し変わりました。

項目WRC-X1500GS2-BWRC-X1500GS-B (前モデル)
無線の規格値1201+300Mbps1201+300Mbps
推奨接続台数26台20台
動作モードルーター / アクセスポイント / 中継器ルーター / アクセスポイント
Wi-Fi EasyMesh対応—
離れ家モード離れ家モード2—
消費電力 (最大)8.2W9.2W
JC-STAR★1—
サポート終了発売中2029年10月

EasyMesh に対応したので、電波が届かない部屋が出たら対応中継器を足して家全体をつなげられます。前モデルにはこの手段がありません。価格差が小さければ GS2 を選ぶほうが後で困りません。

戸建てで1台に任せられるか

戸建てで迷うのは、2階や3階まで1台で届くかどうかです。各社が公表している目安を並べました。目安の書き方はメーカーによって違い、バッファローは間取りと人数、NEC は接続台数と人数 (1人3台程度を想定)、エレコムは推奨接続台数、TP-Link は間取りで示しています。

機種発売規格無線の規格値 (5GHz+2.4GHz)INTERNET (WAN) ポートメーカーの目安
バッファロー WSR3600BE4P2025年5月Wi-Fi 72882+688Mbps1Gbps戸建3階建て・マンション4LDK・端末21台・7人
バッファロー WSR6500BE6P2025年10月Wi-Fi 75764+688Mbps2.5Gbps戸建3階建て・マンション4LDK・端末35台・12人
バッファロー WSR-3000AX4P (型落ち)2023年11月Wi-Fi 62401+573Mbps1Gbps推奨同時接続台数18台
NEC Aterm 7200D8BE2025年4月Wi-Fi 75764+1376Mbps10Gbps36台・12人
NEC Aterm 3000D4AX2025年11月Wi-Fi 62402+574Mbps1Gbps36台・12人
エレコム WRC-X1500GS2-B—Wi-Fi 61201+300Mbps1Gbps推奨接続台数26台
TP-Link Archer BE220—Wi-Fi 72882+688Mbps1Gbps3LDK

1Gbps の光回線なら、INTERNET ポートが 1Gbps の機種で回線の速度を使い切れます。10Gbps の回線を引いている、または引く予定があるなら、10Gbps ポートを持つ NEC 7200D8BE が候補になります。バッファローの WSR6500BE6P は 2.5Gbps までです。

3階まで電波が届くかは、家の構造と置き場所しだいです。NEC は Aterm 3000D4AX で、1階に親機、2階にメッシュ中継機を置いた3階建て住宅の測定結果を出していて、親機だけのときと比べてスマホの速度が2階で約1.4倍、3階で約2.5倍になりました。メッシュ中継には同じ機種を使うよう NEC は勧めています。バッファローとエレコムは Wi-Fi EasyMesh で中継機を足す方式です。最初は1台で始めて、届かない階が出たら同じシリーズを足すほうが無駄がありません。

型落ちの WSR-3000AX4P と後継の WSR3600BE4P

バッファローは WSR-3000AX4P の後継として WSR3600BE4P を案内しています。どちらも INTERNET ポートは 1Gbps、LAN ポートは 1Gbps が3つで、Wi-Fi EasyMesh にも対応しています。違いは Wi-Fi 7 の MLO (2.4GHz と 5GHz を同時に、または切り替えて使う機能) と、JC-STAR の★1 適合の有無、そしてサポートの残り年数です。

MLO の効果が出るのは、スマホやパソコンも Wi-Fi 7 に対応している場合です。手持ちの端末が Wi-Fi 6 までなら、通信面の差は大きくありません。それでも、WSR-3000AX4P-BK のサポートは2030年7月で終わることが決まっていて、WSR3600BE4P はまだ製造が続いています。価格差が数千円なら WSR3600BE4P、はっきり安いなら WSR-3000AX4P の /DBK か /NBK、という分け方ができます。

JC-STAR の★1 ラベルが示すこと

この記事の現行機種の多くは、製品ページに「JC-STAR ★1 適合」と書かれています。JC-STAR は IPA (情報処理推進機構) が運営する IoT 機器のセキュリティ適合ラベル制度で、★1 は製品に共通して求められる最低限のセキュリティ要件を満たしたことを示します。エレコムは★1 の中身として、機器ごとに異なる管理情報の設定や、ソフトウェア更新を前提にした設計を挙げています。

公式ページで★1 の記載を確認できたのは、バッファロー WSR3600BE4P と WSR6500BE6P、NEC Aterm 7200D8BE と 3000D4AX、エレコム WRC-X1500GS2-B です。型落ちの WSR-3000AX4P と WRC-X1500GS-B の製品ページには記載がありません。ラベルは任意の制度で、ついていない機種が危ないという意味ではありません。また、ラベルはサポート期間を約束するものでもないので、更新の残り年数は上のサポート一覧で確かめる必要があります。

つけっぱなしの電気代は年に数千円まで

ルーターは24時間動かしっぱなしにする機器です。仕様欄の最大消費電力で1年間動かした場合を、目安単価 31円/kWh で計算しました。実際の消費電力は通信量によって下がるので、これは上限に近い数字です。

機種最大消費電力年間の電力量 (8,760時間)年間の電気代
エレコム WRC-X1500GS2-B8.2W約72kWh約2,230円
NEC Aterm 3000D4AX約12.5W約110kWh約3,390円
バッファロー WSR3600BE4P14.1W約124kWh約3,830円
バッファロー WSR-3000AX4P14.4W約126kWh約3,910円
バッファロー WSR6500BE6P15W約131kWh約4,070円
NEC Aterm 7200D8BE約25W約219kWh約6,790円

上限で比べても差は年に数千円で、機種選びを左右するほどではありません。10Gbps 対応の 7200D8BE だけは、WSR3600BE4P などより年3,000円ほど高くなります。

合わない組み合わせ

10Gbps の回線を契約しているのに INTERNET ポートが 1Gbps のルーターを選ぶと、回線の速度を有線でも Wi-Fi でも使い切れません。逆に 1Gbps の回線なら、7200D8BE のような 10Gbps 対応機を買っても回線側で頭打ちになります。

Aterm の型落ちを長く使うつもりの人にも向きません。サポート期間が販売終了から約3年になったので、すでに終了年月が出ている機種は残り1年前後です。更新がいつまで続くかを日付で知っておきたい人には、期間を公表していない TP-Link より、型番ごとに終了月を出しているバッファローとエレコムのほうが合っています。

価格を比べる

出典

  • バッファロー「サポート期間のご案内」、「商品サポート状況一覧」(PDF、2026年6月26日現在)
  • バッファロー WSR3600BE4P / WSR6500BE6P / WSR-3000AX4P / WSR-3200AX4S 製品情報・仕様
  • NEC プラットフォームズ「Aterm製品のサポート期間変更に関する重要なお知らせ」(2025年7月1日)、「Atermのサポート期間について」
  • NEC プラットフォームズ Aterm 製品比較表、Aterm 7200D8BE / 3000D4AX 製品情報・仕様
  • エレコム「ネットワーク製品・NAS製品のサポート期間について」、WRC-X1500GS2-B / WRC-X1500GS-B / WRC-X1500GSA-B 製品情報
  • アイ・オー・データ機器「Wi-Fiルーターサポート・修理終了機種のお知らせ」、WN-DAX3000QR / WN-7D36QR 製品情報
  • TP-Link「製品の保証と交換に関して」、Archer BE220 / Archer AX73 製品情報
  • IPA「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR)」
  • 全国家庭電気製品公正取引協議会 電力料金の目安単価 (31円/kWh)

FAQ

Q.NEC の Aterm はサポート期間が短くなったのですか?
A.はい。NEC プラットフォームズは2025年12月1日から、Aterm のサポート期間を「販売終了から約5年」から「販売終了から約3年」に変更しました。サポート期間中は問い合わせ、修理、必要に応じたファームウェアの公開が行われます。販売終了日は公開されていませんが、サポートが終わる約1年前に「Atermのサポート期間について」の一覧へ終了年月が追記されます。
Q.バッファローの WSR-3000AX4P-BK と WSR-3000AX4P/DBK、WSR-3000AX4P/NBK は何が違いますか?
A.バッファローの製品ページの型番表に載っているのは -BK と -WH だけで、/DBK や /NBK だけの仕様表はありません。一方、バッファローの商品サポート状況一覧ではそれぞれ別の行になっていて、-BK は2025年7月に製造終了し、ファームウェアのサポートは2030年7月までです。/DBK と /NBK は同じ一覧で「サポート継続中」となっています。末尾によって変わるのは、主にサポートが終わる月です。
Q.「BUFFALO WRC-X1500GS2」はバッファローの製品ですか?
A.いいえ、WRC-X1500GS2-B はエレコムの Wi-Fi 6 ルーターです。WRC- で始まる型番はエレコム、WSR- や WXR- で始まる型番はバッファローです。WRC-X1500GS2-B は前モデルの WRC-X1500GS-B と同じ 1201+300Mbps ですが、Wi-Fi EasyMesh と中継器モードが加わり、推奨接続台数は20台から26台に増えています。
Q.戸建て3階建てでもルーター1台で足りますか?
A.バッファローは WSR3600BE4P の推奨利用環境を「戸建3階建て・マンション4LDK・端末21台・人数7人」としています。ただし、間取りや壁の材質で電波の届き方は変わります。NEC は Aterm 3000D4AX で、1階に親機、2階にメッシュ中継機を置いた3階建て住宅の測定結果を公表していて、親機だけの場合と比べて3階のスマホの速度は約2.5倍でした。3階が弱いときは、同じ機種をもう1台メッシュ中継機として足す方法があります。
Q.型落ちのルーターを安く買っても大丈夫ですか?
A.残りのサポート期間を確かめてからにしましょう。バッファローの WSR-3200AX4S-BK は2024年5月に製造終了し、サポートは2029年5月まで、エレコムの WRC-X1500GS-B は2029年10月までです。NEC の Aterm WX5400HP は2027年4月までです。同じ型落ちでも、メーカーによって残り年数がかなり違います。

関連記事

← 比較記事一覧に戻る

Wi-Fiルーターの更新は何年続く? NEC Aterm・バッファロー・エレコムなど5社のサポート期間と、型落ち・型番末尾の見分け方 | EC最安値.com