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比較記事 / スティック掃除機

ダイソンV12は型番で中身が違う。SV46・SV49・SV20の見分け方と、安いダイソンを買う前に見ること

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楽天で「ダイソン V12 Detect Slim」と検索すると、同じ名前の掃除機がかなりの価格差で並びます。よく見ると型番が SV46、SV30、SV20 と違っていたり、同じ SV46 でも末尾が FF だったり ABL だったりします。値段の差には、ちゃんと理由があります。

ダイソンのスティック掃除機は、製品名より型番の方が中身を正確に表しています。ここでは V12 を中心に型番の読み方を整理し、安いダイソンを買う前に確かめておきたいことをまとめました。

型番は「本体」と「構成」の2段になっている

ダイソンの型番は「SV46 FF」のように2つの部分でできています。前半の SV と数字が本体 (世代や機能)、後半のアルファベットが付属品の構成や販売ルートです。

前半が同じなら、モーターや吸引の基本性能は同じです。後半でよく見かけるのは次のようなものです。

末尾意味
FFFluffy 系のフローリング向けヘッドが付く構成
ABLAbsolute。ヘッド2種類と自立式の充電ドックなどが付く上位構成
SUSubmarine。水拭き用のウェットローラーヘッドが付く
OROrigin。機能を絞った構成
EXダイソン直販向けの構成

たとえば SV46 ABL は、カーペットに強いモーターバーヘッドと Fluffy Optic ヘッドの2つが付き、充電ドックに立てて置けます。SV46 FF はヘッドが Fluffy Optic だけで、壁にブラケットを付けて掛ける形です。フローリング中心の家なら FF で足ります。

同じ「V12 Detect Slim」の SV46・SV30・SV20

V12 Detect Slim という名前の製品には、SV46、SV30、SV20 の3つの本体があります。いま正規ルートで売られているのは SV46 だけで、SV30 と SV20 は生産を終えています。

古い2つは付属ヘッドの組み合わせが違い、SV30 はモーターバーと Laser Slim Fluffy ヘッド、SV20 は Laser Slim Fluffy ヘッドが中心でした。現行の SV46 は、ホコリを光で照らす Fluffy Optic ヘッドが標準です。

ショップに SV20 や SV30 が新品として残っている場合、それは在庫品か、並行輸入品や整備品のこともあります。値段が安いのはそのためで、本体の性能が劣るというより、保証が付くかどうかが問題になります。この点は下で詳しく書きます。

SV46 (Detect Slim) と SV49 (Origin) の差はセンサー

SV46 と並んでよく売られているのが SV49、名前に「Origin」が付く V12 です。見た目はよく似ていますが、中身の違いははっきりしています。

SV46 には、吸い込んだゴミの量を検知する「ピエゾセンサー」が付いています。ゴミが多い場所では自動で吸引力を上げ、液晶にはゴミの量がグラフで出ます。ヘッドは床のホコリを光で浮かび上がらせる Fluffy Optic です。

SV49 にはピエゾセンサーがなく、吸引力は手で切り替えます。ヘッドはライトのない Slim Fluffy で、液晶は運転の残り時間やお手入れの案内を出すだけです。

水拭きヘッドの付いた SV46 SU (V12s Detect Slim Submarine) と SV49 SU (V12s Origin Submarine) で比べても、最長運転時間60分、充電約3.5時間、HEPA フィルターといった基本の仕様は共通です。SV46 SU には自立式の充電ドックが付き、SV49 SU は壁掛けのブラケットです。

ゴミの量が見えることや自動の強弱にお金を払う価値があるかどうかで、選ぶ型番が決まります。床のホコリが見えなくても困らないなら、SV49 で差額を浮かせる考え方もあります。

Gen5detect は V12 の上位ではなく別のクラス

ダイソンには、V12 より大きい Gen5detect (SV23) もあります。価格.com の仕様欄によると、ダストビンの容量は 0.75L で、V12s Detect Slim Submarine (SV46 SU) の 0.35L の倍以上あります。最長運転時間もエコモードで70分です。その代わり、ヘッドを付けた状態の重さは3kgを超えます。

広い家を一度に掃除したい、ゴミ捨ての回数を減らしたいなら Gen5detect、軽さと取り回しを優先するなら V12 という分け方になります。

機種型番最長運転時間ダストビンゴミ検知センサー
V12s Detect Slim SubmarineSV46 SU60分0.35Lあり
V12s Origin SubmarineSV49 SU60分—なし
Gen5detect AbsoluteSV23 ABL70分0.75Lあり

運転時間はいずれもエコモードでモーターなしのツールを使った場合の最長値です。「—」は確認できなかった項目です。

安いダイソンで気をつけること

ダイソンは、並行輸入品と非正規品を、有償・無償を問わず保証と修理の対象外としています。海外向けの製品は、日本の電気用品安全法 (PSE) に対応していなかったり、充電器の電圧が違ったりすることもあります。

正規品でも、購入から30日以内に製品を登録して初めて2年間のメーカー保証が付きます。届いたら箱を捨てる前に製造番号を控え、登録まで済ませてください。

実際、楽天や Yahoo!ショッピングには、商品名に「アウトレット保証対象外」と書かれたダイソンが正規品より安い値段で出ています。このページの価格表示では、そうした保証のない出品は除いています。

楽天や Yahoo!ショッピングで買うときは、商品ページに「並行輸入品」「海外仕様」「整備済み」と書かれていないか、販売元がダイソン公式ストアか正規販売店かを確認します。

ショップの価格を見る

出典

  • 価格.com 製品仕様 (Dyson V12s Detect Slim Submarine SV46 SU、Dyson Gen5detect Absolute SV23 ABL、Dyson V12 Detect Slim Fluffy SV46 FF)
  • ダイソン 製品保証・販売規約 (並行輸入品の扱い、製品登録)
  • 型番ごとの付属品・販売状況は、ダイソン公式サイトと販売店の製品情報で確認

FAQ

Q.SV46 と SV49 (Origin) は何が違いますか?
A.いちばん大きな違いは、ゴミの量を検知して吸引力を自動で変える「ピエゾセンサー」の有無です。SV46 (Detect Slim) はセンサーと、床のホコリを光で浮かび上がらせる Fluffy Optic クリーナーヘッドを備え、液晶にはゴミの量のグラフが出ます。SV49 (Origin) はセンサーとライトがなく、液晶は運転の残り時間やお手入れ情報の表示にとどまります。
Q.SV20 や SV30 の V12 Detect Slim を買っても大丈夫ですか?
A.SV20 と SV30 は SV46 より前の型番で、正規ルートでの生産を終えています。ショップに残っているものは在庫品か、並行輸入品・整備品の可能性があります。メーカー保証が付くかどうかを販売元に確認してから買ってください。
Q.型番の最後の FF や ABL、SU は何を表していますか?
A.付属するクリーナーヘッドや販売ルートの違いです。FF は Fluffy 系のフローリング向けヘッド、ABL (Absolute) はヘッド2種類と充電ドックなどが付く上位構成、SU (Submarine) は水拭き用のウェットローラーヘッド付き、EX はダイソン直販向けの構成を表すのが一般的です。本体 (SV46 など) が同じなら、吸引の基本性能は変わりません。
Q.楽天やYahoo!で安いダイソンは並行輸入品ですか?
A.すべてではありませんが、相場より明らかに安いものは販売元を確認してください。ダイソンは並行輸入品と非正規品を、有償・無償を問わず保証と修理の対象外としています。正規品は購入後30日以内に製品登録をすると2年間のメーカー保証が受けられます。

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