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比較記事 / ポータブル電源

Jackery 1000 New と V3、DELTA 3 Plus と Classic は何が違う? 1kWhクラスのポータブル電源を型番で比べる

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Amazon でポータブル電源を探すと、Jackery の 1000 New と 1000 New V3、EcoFlow の DELTA 3 Plus と DELTA 3 Classic、Anker の Solix C1000 と C1000 Gen 2 が並びます。どれも容量は1kWh前後で、定格出力もほぼ1500W。それなのに値段は数万円違います。

名前の違いが何を意味するのかは、各メーカーの製品ページに書いてあります。ここでは公表値を同じ項目でそろえて、型番ごとに何が変わったのかを整理しました。後半では、1kWhあれば停電のときに冷蔵庫や電気毛布が何時間動くのか、どの家電は動かないのかを計算しています。

先に方向だけ書いておくと、持ち運ぶ機会が多いなら軽い Jackery 1000 New V3、充電の速さとソーラー・容量の拡張を重視するなら DELTA 3 Plus、拡張が要らず価格を抑えたいなら DELTA 3 Classic か、在庫が残っていれば1000 New が候補になります。どれも電池はリン酸鉄リチウムイオンで、防災用に置いておくだけなら寿命の差はほとんど効いてきません。

1kWhクラス7機種の公表スペック

数値はすべてメーカーの製品ページ・発表資料の値です。充電時間は家庭のコンセントから満充電までの最短値で、アプリの急速モードを使う場合は括弧内に通常の時間も書きました。

機種容量定格出力 (瞬間最大)重さAC満充電ソーラー入力上限電池寿命保証
Jackery 1000 New V31024Wh1500W (3000W)約10.6kg50分 (通常73分)400W6000回で70%3年 (公式サイト購入は5年)
Jackery 1000 New1070Wh1500W (3000W)約10.8kg60分 (通常1.7時間)400W4000回で70%3年 (公式サイト購入は5年)
EcoFlow DELTA 3 Plus1024Wh1500W (3000W)約12.5kg56分1000W4000回で80%5年
EcoFlow DELTA 3 Classic1024Wh1500W (3000W)約12.1kg約60分500W—5年
EcoFlow DELTA 3 1000 Air960Wh500W約10kg2.7時間500W—2年
Anker Solix C1000 Gen 21024Wh1550W (2300W)約11.3kg約54分 (通常約60分)600W4000回で80%18か月 (会員登録で5年)
Anker Solix C10001056Wh1500W (2000W)約12.9kg約58分 (通常約90分)600W3000回で80%18か月 (会員登録で5年)

電池寿命の欄は、比べ方に注意が要ります。Jackery は「何回充放電したあとも初期容量の70%を保つか」で書いていて、EcoFlow と Anker は80%を基準にしています。同じ4000回でも、Jackery の1000 New と EcoFlow の DELTA 3 Plus では基準が違うので、数字をそのまま比べることはできません。DELTA 3 Classic と DELTA 3 1000 Air は、EcoFlow の製品ページに回数の記載がありませんでした (Classic は「1日1回の充放電でも約10年」とだけ書かれています)。

もうひとつ、停電時の自動切り替え (UPS) はどの機種も10〜20ミリ秒前後で切り替わる方式です。Jackery は V3 の製品ページで、0ミリ秒で切り替わる無停電電源装置ではないので、データサーバーなどには使わないよう注意書きを付けています。

型番の違いをメーカーごとに

Jackery 1000 New から V3 で変わったこと

1000 New V3 は2026年7月24日に発売されました。Jackery の発表資料には、2024年に出た1000 New との比較表が載っています。容量は1070Whから1024Whへ46Wh減り、定格出力は1500Wのまま。重さは10.8kgから10.6kg、サイズは327×224×247mmから314×201×234mmになり、体積で約19%小さくなりました。電池寿命は4000回から6000回 (どちらも容量70%を保つ回数) に延び、UPSの切り替え時間は20ミリ秒未満から約10ミリ秒になっています。

使い勝手で変わったのは、3口あるACコンセントを2系統に分けて、アプリか本体のボタンで別々にオン・オフできるようになった点です。停電中に冷蔵庫だけ残して他の系統を切る、といった使い方ができます。ただし2系統を同時に使っても合計は1500Wまでです。

1000 New を持っている人が買い替える理由は薄く、新しく買う場合も1000 New の方が安ければそれで十分です。4000回は毎日1回使い切っても10年以上かかる回数で、防災用に満充電で置いておく使い方ではまず届きません。容量は1000 New の方がわずかに大きいくらいです。持ち運びの多い人や、毎日の節電に充放電を繰り返す人なら V3 の小ささと寿命が生きてきます。

型番でややこしいのは、Jackery が V3 の発表時に、下位モデルとして「V2」を後から出す予定だと案内していることです。V2 は V3 の前の世代ではありません。また、Jackery の公式サイトには「1000 Plus V2」(型番 JE-1000H、1024Wh・定格1800W) という別の機種もありますが、こちらは販路限定の法人向け製品です。一般向けに売られていた1000 Plus (1264Wh・定格2000W) は販売終了になっています。V3 の型番は JE-1000G、1000 New は JE-1000D です。

EcoFlow は「DELTA 3」の後ろの言葉で中身が変わる

DELTA 3 Plus は2024年9月に発売された機種で、EcoFlow の1kWhクラスの中心です。家庭のコンセントから最短56分で満充電でき、ソーラー入力は500Wの端子が2つで最大1000W、別売りのバッテリーをつないで最大5kWhまで容量を増やせます。出力ポートは13口です。

DELTA 3 Classic は、2026年に加わった機能を絞ったモデルです。容量1024Wh・定格1500W・X-Boost 2000W は Plus と同じで、出力ポートは AC×3、USB-C×2、USB-A×1 の6口、ソーラー入力は500W、容量の拡張はできません。重さは約12.1kgで Plus より少し軽く、満充電は約60分。EcoFlow 自身も、両者の主な違いはソーラー充電の性能、満充電の時間、容量拡張の有無だと説明しています。家の中で停電に備えるだけで、ソーラーパネルを広げる予定も容量を足す予定もないなら、Classic の機能で足ります。

名前に「Plus」も「Classic」も付かない DELTA 3 は、EcoFlow の公式ストアでは販売終了になっています。EcoFlow の比較表では、容量・出力・充電時間・重さは Plus と同じで、ソーラー入力が500Wという違いでした。店頭に残っていれば、Plus の割安な代わりになります。

気をつけたいのが DELTA 3 1000 Air です。名前に「1000」が入っていますが、容量は960Wh、定格出力は500W (X-Boost で800W) で、家庭のコンセントからの充電も500Wで2.7時間かかります。電子レンジ、ドライヤー、電気ケトルのような1000Wを超える家電は動かせません。保証も2年で、Plus や Classic の5年より短くなっています。約10kgと軽く、冷蔵庫や照明、通信機器を長く動かす用途なら選択肢になりますが、DELTA 3 Plus の軽量版ではありません。

ちなみに X-Boost は、電圧を下げて定格出力の範囲に収めることで、定格を超える家電を動かす機能です。EcoFlow も、家電の性能は通常より下がると注記しています。ドライヤーの風が弱くなる、ケトルの沸騰に時間がかかるといった動き方になるので、2000Wの家電がそのまま使えるわけではありません。

Anker C1000 と C1000 Gen 2 は拡張できるかどうか

C1000 Gen 2 は2025年5月に発売された C1000 の後継です。Anker の比較表では、容量は1056Whから1024Whへ少し減り、定格出力は1500Wから1550Wへ、重さは約12.9kgから約11.3kgになりました。電池寿命は容量80%を保つ回数が3000回から4000回に増え、満充電はアプリの超急速モードで約58分から約54分、通常モードでは約90分から約60分に短くなっています。

逆に Gen 2 でなくなったのが容量の拡張です。C1000 は別売りの拡張バッテリー BP1000 をつないで2112Whまで増やせますが、Gen 2 は拡張バッテリーに対応していません。ACコンセントの数も C1000 の6口から Gen 2 は5口になりました。後から容量を足したい人には、型落ちの C1000 の方が向いています。

Anker の保証は通常18か月で、Anker の会員登録をすると5年に延びます。Jackery や EcoFlow と同じ5年にするには登録の手続きが必要なので、買ったら忘れずに済ませておきたいところです。

1024Whで家電は何時間動くか

ポータブル電源は、表示の容量をすべて家電に回せるわけではありません。電池の直流を家庭用の交流に変えるときなどに損失が出るためで、Jackery は使える時間の目安を「容量×80%÷家電の消費電力」で計算するよう案内しています。ここでもこの方法を使い、1024Whの機種で約819Wh、512Whの機種で約410Whが使えるとして計算しました。家電の数値はメーカーの公表値です。

家電 (公表値)使う電力1024Whの機種512Whの機種
冷蔵庫 470Lクラス (日立 R-HWS47Y、年間269kWh)1日 約737Wh約27時間約13時間
スマホの充電 (電池約15Whと仮定)1回 15Wh約54回約27回
電気毛布 広電 CWA401G (寝る前30分「強」、あとは「弱」)1晩 約27Wh約30晩約15晩
電気毛布 パナソニック DB-U13T (「強」のまま8時間)1晩 約260Wh約3晩約1.5晩
Wi-Fiルーター バッファロー WSR-3000AX4P (最大14.4Wで計算)1時間 14.4Wh約57時間約28時間
LEDシーリング 8畳用 パナソニック HH-CK0825CA (32W)1時間 32Wh約25時間約12時間
エアコン 6畳用 ダイキン S226ATES (暖房定格470W)1時間 470Wh約1時間45分運転の幅が最大1,280Wまであり不向き

冷蔵庫の1日あたりは、年間消費電力量を365で割った値です。季節や扉の開け閉めで変わるので、目安として見てください。電気毛布の「強」の数字は、パナソニックが公表している1時間約1.0円の電気代から、31円/kWhで電力量に戻したものです。広電は「強」1時間23Wh、「弱」1時間2Whと電力量そのものを公表しています。各機種の電気代は電気毛布の比較記事で、冷蔵庫の年間消費電力量の読み方は冷蔵庫の買い替え記事で詳しく扱っています。

表の数字は理論上の上限に近い値です。ポータブル電源は本体の待機にも電気を使うので、消費電力の小さい機器ほど実際には計算より短くなります。Jackery も、小電力の機器は計算が難しいと製品ページで断っています。スマホのように USB で充電できる機器は、AC コンセントにアダプターを挿すより、本体の USB-C 端子から直接充電した方が変換の段階が1つ減ります。

停電1日分を足し算すると足りない

表を見ると1kWhで何でもできそうですが、停電の1日に使いたいものを足すと話が変わります。冷蔵庫 (約737Wh)、Wi-Fiルーターを最大消費電力のまま24時間 (約346Wh)、LED照明を5時間 (約160Wh)、家族4人のスマホを1回ずつ (約60Wh) で、合計は約1,300Whです。1024Whの機種で使えるのは約819Whなので、冷蔵庫だけで1日分がほぼ埋まります。

冷蔵庫を外せば、ルーター・照明・スマホで約570Whとなり、1024Whの機種で1日半近く持ちます。逆に冷蔵庫を最優先にするなら、ほかの機器はスマホの充電程度に抑えることになります。Jackery 1000 New V3 の AC 2系統の切り替えは、こうした優先順位を付けるときに使える機能です。

冷蔵庫も含めてまる1日使いたいなら、1536Whの Jackery 1500 New や EcoFlow DELTA 3 1500 でも計算上は足りず、2kWh級か、拡張バッテリーをつないだ構成が必要です。停電が何日も続く場合はソーラーパネルで昼に充電することになりますが、Jackery の公表値では、1000 New V3 を200Wのパネル1枚で満充電するのに7.5時間かかります。パネルの定格出力は条件のよいときの値なので、冬や曇りの日はさらに時間がかかります。

1500Wの範囲でも向かない家電

定格出力1500Wの機種なら、消費電力1500W以内の家電は動かせます。注意したいのは、見るべき数字が「消費電力」だという点です。パナソニックの単機能レンジ NE-FL1C は、レンジ出力1000Wでも消費電力は1400Wです。ポータブル電源の上限に近いので、ほかの家電と同時には使えません。5分温めると、1024Whの機種で容量の約14%を使います。Jackery は FAQ で、冷蔵庫・電子レンジ・ドライヤー・電動工具などは起動時に大きな電力を必要とするため、消費電力が1500W以内でも使えない場合があると説明しています。

動くけれど電気を食いすぎる家電もあります。1500Wのオイルヒーターを強で動かすと、1024Whの機種は約33分で空になります。消費電力1200W前後のドライヤーは、10分で容量の約4分の1です。暖房は電気毛布、調理はカセットコンロ、のように電気を熱に変える家電を別の手段に置き換えると、ポータブル電源は通信と照明と冷蔵庫に回せます。

合計の消費電力が定格出力を超える使い方 (ドライヤーと電気ケトルの同時使用など) と、200V のエアコンのように100V以外の家電は、この記事の機種では使えません。

1kWhも要らない人

停電のときにスマホを充電し、照明を点け、夜は電気毛布で寝る、というくらいなら512Whクラスで足ります。Jackery 500 New は2025年7月に出た機種で、容量512Wh、定格出力500W、重さ約5.7kg。家庭のコンセントから70分で満充電でき、電池寿命は6000回 (容量70%) です。上の表のとおり、電気毛布なら約15晩、スマホなら約27回分になります。冷蔵庫は約13時間の計算ですが、定格500Wでは電子レンジ・ドライヤー・電気ケトルは使えません。

もっと小さい EcoFlow RIVER 3 Plus は、容量286Wh、定格出力600W、重さ約4.7kgで、電池寿命は3000回 (容量80%) です。車中泊でスマホやノートPC、扇風機を動かすくらいの用途に向きます。保証は RIVER 3 Plus が5年、容量230Whの RIVER 3 は2年です。

スマホとタブレットの充電だけが目的なら、ポータブル電源ではなくモバイルバッテリーで済みます。10kgを超える1kWhクラスは、冷蔵庫や電子レンジのような AC 家電を停電中も動かしたい人のための道具です。

どこで買うかで保証が変わる

ポータブル電源のメーカー保証は、どの店で買ったかで付くかどうかが決まります。Jackery は、保証の対象を Jackery 公式オンラインストアと、公式の Amazon 店・楽天市場店・Yahoo!ショッピング店で買った製品に限っています。それ以外の販売店や出品者から買った製品は保証の対象外で、転売目的の購入も保証外と明記しています。

EcoFlow も同じ考え方で、公式オンラインストア、Amazon の「EcoFlow Japan」「EcoFlow JP」「EcoFlow Direct」、楽天市場の「EcoFlow 公式楽天市場店」、Yahoo!ショッピングの「EcoFlow PayPayモール店」、正規代理店などで買った製品を保証の対象にしています。Anker は、Anker か正規取扱店が販売者として書かれた購入証明があることを保証の条件にしています。

Amazon で買うときは、商品ページの価格の下に表示される販売元の名前を確認してください。同じ商品ページでも、マーケットプレイスの別の出品者から買うと保証が付かないことがあります。年末のセールなどで値下げを待つ場合も、販売元が公式ストアになっている出品を選べば、値引きと5年保証を両立できます。各社とも公式ストアで定価から大きく割り引いた価格を付けていることが多いので、定価との差より、各店の実際の価格を並べて比べる方が判断しやすいジャンルです。

処分するときの行き先

10年使ったあと、あるいは故障したときの処分先も、買う前に確かめておきたい点です。家電量販店などにある小型充電式電池の回収箱を運営する JBRC は、AC100V出力の付いたポータブル電源を回収対象外にしています。

自治体の扱いはまちまちです。環境省は2025年4月、リチウムイオン電池を市町村で分別回収するよう求める通知を出しましたが、通知で例に挙がっているのはモバイルバッテリーや加熱式たばこ、コードレス掃除機などで、10kg前後のポータブル電源をごみとして出せるかは自治体ごとに確認が要ります。

確実なのはメーカーの回収サービスです。この記事の3社は、いずれも自社のポータブル電源を無料で回収していて、送料だけ利用者の負担です。

Jackery は、日本国内で販売された Jackery のポータブル電源本体が対象です。段ボールは自分で用意して梱包し、元払いで回収窓口へ送ります。着払いは受け取ってもらえず、セットで買ったソーラーパネルやアクセサリーは対象外です。EcoFlow は2023年7月18日から「エコリサイクルサービス」の名前で自社製品を回収しています。Anker は対象の幅が広く、保証期間が過ぎたもの、故障・破損したもの、付属品のない本体だけのもの、正規取扱店以外や中古で買ったものも受け付けています。

メーカーがはっきりしない格安品は、こうした回収の窓口がなく、処分のときに行き場がなくなるおそれがあります。本体価格の差だけでなく、10年後に手放すときのことも含めて選ぶと安心です。

出典

  • Jackery Japan「1000 New V3」製品ページ、発売のお知らせ (2026年7月24日、1000 New との比較表を含む)
  • Jackery Japan「1000 New」「1000 Plus」「1000 Plus V2」「500 New」製品ページ
  • Jackery Japan「ポータブル電源で電化製品を使える時間は?」(使用時間の計算方法)
  • Jackery Japan「ポータブル電源無償回収・リサイクルサービス」
  • EcoFlow Japan「DELTA 3 Plus」(DELTA 3 / DELTA 2 との比較表を含む)、「DELTA 3 Classic」「DELTA 3 1000 Air」「RIVER 3 シリーズ」製品ページ
  • EcoFlow Japan「保証・無料回収について」(保証期間一覧、保証対象の販売店、エコリサイクルサービス)
  • Anker Japan「Anker Solix C1000 Gen 2」「Anker Solix C1000」製品ページ (比較表を含む)、「Anker Solix シリーズ」保証・サポート、製品保証規約
  • 価格.com「Anker Solix C1000 Gen 2」スペック、「EcoFlow DELTA 3 Plus」製品情報 (発売日)
  • 一般社団法人JBRC「排出方法 (回収対象、対象外説明)」
  • 環境省「市町村におけるリチウム蓄電池等の適正処理に関する方針と対策」の通知 (2025年4月15日)
  • パナソニック NE-FL1C 仕様、電気しき毛布 DB-U13T 製品情報、HH-CK0825CA 仕様
  • 広電 電気毛布 CWA401G 製品情報
  • 日立 R-HWS47Y 仕様
  • バッファロー WSR-3000AX4P 仕様
  • ダイキン S226ATES 仕様

FAQ

Q.Jackery の 1000 New V3 と 1000 New は何が違いますか?
A.Jackery の発表によると、容量は 1000 New の1070Whに対して V3 は1024Whと少し減り、定格出力はどちらも1500Wです。V3 は重さが10.8kgから10.6kgに、本体の体積が約19%小さくなり、電池の寿命 (容量70%を保てる充放電回数) が4000回から6000回に増えました。3口のACコンセントを2系統に分けて個別にオン・オフできる機能も V3 で加わっています。防災用にしまっておく使い方なら充放電の回数はほとんど増えないので、1000 New が安く残っていればそちらでも十分です。
Q.EcoFlow の DELTA 3 Plus と DELTA 3 Classic は何が違いますか?
A.容量1024Wh、定格出力1500W (X-Boost で2000W) は同じです。DELTA 3 Plus はソーラー入力が最大1000W、別売りバッテリーで容量を増やせて、出力ポートが13口あります。DELTA 3 Classic はソーラー入力が500W、容量の拡張はできず、出力ポートは6口 (AC×3、USB-C×2、USB-A×1) です。家庭のコンセントからの満充電は Plus が最短56分、Classic が約60分で、保証はどちらも EcoFlow の正規販売店で買えば5年です。
Q.1kWhのポータブル電源で冷蔵庫は何時間動きますか?
A.使える電力を容量の80%とすると (Jackery が案内している計算方法)、1024Whの機種で約819Whです。年間消費電力量269kWhの470Lクラスの冷蔵庫 (日立 R-HWS47Y など) は1日あたり約737Whなので、約27時間動く計算です。冷蔵庫に加えて Wi-Fi ルーターや照明も使うと1日で使い切るため、停電中に何を優先するかを決めておく必要があります。
Q.電子レンジやドライヤーは使えますか?
A.定格出力1500Wの機種なら、消費電力が1500W以内の家電は動かせます。パナソニックの単機能レンジ NE-FL1C は、レンジ出力1000Wでも消費電力は1400Wです。ドライヤーは1200W前後の機種が多く、10分使うと1024Whの機種で容量の4分の1ほどを使います。DELTA 3 1000 Air (定格500W) や Jackery 500 New (定格500W) では、どちらも使えません。
Q.使わなくなったポータブル電源はどう処分しますか?
A.小型充電式電池を回収する JBRC は、AC100V出力の付いたポータブル電源を回収対象外にしています。自治体の扱いはまちまちなので、まずメーカーの回収サービスを確認してください。Jackery、EcoFlow、Anker はいずれも自社製品を無料で回収していて、送料だけ利用者の負担です。Anker は保証切れや故障品、正規店以外で買った自社製品も受け付けています。

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